2016年9月12日

9/12/2016

はじめに



ロキノン系とはロック系の音楽専門誌『ROCKIN'ON』や『ROCKIN'ON JAPAN』でよく取り上げて紹介されているロックバンドやアーティストの総称です。

雑誌の正しい読み方は「ロッキンオン」ですがロッキンオン系だと何だか呼びづらい。そこで「rocki=ロキ」「non=ノン」と略しロキノン系と呼ばれるようになりました。

また同種の音楽専門誌『SNOOZER』もロキノン系のバンドやアーティストを多く扱うことから、ここで紹介されていたミュージシャンの多くもロキノン系と呼ばれている。尚、スヌーザーは2011年に惜しまれつつも廃刊となった。

ロキノン系の邦楽の特徴は、ミュージシャンがテレビなどのメディア(音楽番組など)にはあまり出演しません。ライブ主体で精力的に活動を行っています。

その為、雑誌を購読、立ち読みしてる人以外にはあまり知れ渡ることがない。そしてインディーズ、アングラな世界で活動してるバンドも多く、CDの売上枚数もほとんどのミュージシャンは少ないです。

しかしながら音楽の質は有名でメジャーなバンドに全く引けを取らず、良質で独自性があり、その楽曲のセンスとクオリティーの高さからファンも多く存在するのもまた事実。謂わば埋もれた原石なのです。

そんなロキノン系の音楽にもロック、ポップ問わず名曲は無数とある。

そこでこの記事では、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル、サマーソニック、フジロック常連の私が主観で選んだ、絶対に聴くべき!死ぬほどおすすめの名曲10選をご紹介します。

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10位:ふくろうず 「ごめんね」



ふくろうず「ごめんね」BounDEE公式chのPVです。2010年10月6日発売のアルバム『ごめんね』に収録。



ボーカル内田万理の浮遊感ある歌声とセンスある歌メロが最高にマッチした曲。ロックが好きでポップソングを普段あまり聴かない人にもめちゃくちゃおすすめできます。

レコーディングを行なったのはクラムボンやキセルなどを手掛けているROVOのメンバー益子樹。それだけに楽曲のクオリティーも高いです。


09位:おとぎ話 「COSMOS」



おとぎ話「COSMOS」公式chのMVです。2015年1月14日発売のアルバム『CULTURE CLUB』に収録。



おとぎ話は4人組のロックバンド。初めてこの曲を聴いた時思わず泣きそうになった。何回も何回も「COSMOS」ばかりをリピートして聴いてた程大好きな名曲。ボーカル有馬の感情篭った歌い方も最高!

因みにMVの中で華麗なバレーを踊る美しい女性は相棒でお馴染み水谷豊さんの愛娘「趣里」さんです。


08位:MO'SOME TONEBENDER 「見知らぬところ」



ブランキージェットシティーやミッシェルガンエレファントも好きだけど、モーサムのノイジーでエッジがある爆音ギターと、百々和宏の嗄れた歌声が大好きだ。

オフィシャルな音源がYouTubeに上がってないため聴かせられないのが非常に残念ですが、「見知らぬところ」はモーサムで一番おすすめできる曲です。静寂と喧騒が絡み合った至高のグランジロック。

アルバム『LIGHT, SLIDE, DUMMY』の11曲目に収録されているので興味を持った人は必聴!


07位:downy 「猿の手柄」



downy「猿の手柄」公式chのMVです。この曲は第1作品集『無題』に収録されているダウニー原点の1曲。



downyは2000年に結成されたポストロックバンド。ノイジーでサイケな音が特徴です。そしてライブでの音と映像の融合は圧巻。ボーカル&ギター「青木ロビン」の世界観に魅了されて下さい。


06位:Salyu 「飛べない翼」



映画『リリイ・シュシュのすべて』の挿入歌でもあるこの曲は、Lily Chou-Chou名義で発売されたアルバム『呼吸』に収録されている。

Salyuの歌声は、UAやクラムボンのボーカル原田郁子に共通しており、太くて芯があるけど繊細さも兼ね備えた天性のウィスパーボイス。

オフィシャル動画がないため上げられませんが、YouTubeに上がっているので「飛べない翼」是非聴いてみて下さい。特にライブでのピアノVerが最高過ぎて疲れも吹っ飛ぶくらい癒されます。


05位:ゆらゆら帝国 「無い!!」



ゆらゆら帝国は1989年〜2010年まで活動していた3ピースサイケデリックバンド。坂本慎太郎が奏でるファズのノイジーなギターサウンドと独特な歌声が最高。

「無い!!」はアルバム『ゆらゆら帝国のしびれ』のラストを飾る9曲目に収録されています。SUPERCARの「YUMEGIWA LAST BOY」に通じる楽曲で、後期のゆら帝を象徴する名曲。


04位:ZAZEN BOYS 「自問自答」



「繰り返される諸行無常 よみがえる性的衝動」そう向井秀徳は自問自答して歌う。これぞ日本人にしか奏でることのできないジャパニーズロックだ。

ZAZEN BOYSは、元ナンバーガールの向井秀徳がボーカル&ギターを担当している4ピースのロックバンド。プログレッシブやエレクトロニカをベースとしたミクスチャーロックが多く、ナンバーガールの頃とはまた違ったいかした音楽を制作しています。

元メンバーにはART-SCHOOLの日向秀和がベースで参加していたり、くるりの岸田繁とも親交が深い向井。ロキノン系の音楽を語る上で絶対ハズすことのできない、最重要人物だ。


03位:ヤプーズ 「赤い戦車」



ヤプーズ(YAPOOS)は、1983年に結成された戸川純がボーカルを務めるニューウェーブバンド。

赤い戦車は1991年にリリースされたアルバム『ダイヤルYを廻せ!』に収録されている名曲中の名曲。他の楽曲はそうでもないけど、赤い戦車だけは別格で別次元の世界観。

「生きる為に確信する色」

楽曲はサイケデリックの要素も感じ取れ、ダークだけど私にとっては前向きな応援歌的ソング。戸川純の詩的で諳んじたくなるような歌詞にも注目して聴いてみて下さい。


02位:BOaT 「Tuesday」



BOaTは1996年〜2001年まで活動していたハードコアバンド。ボーカルのAxSxEを中心に男女五人編成。AxSxEは現在「NATSUMEN」名義でバンド活動を行なっている。

「Tuesday」は解散前となる2001年発売のアルバム『RORO』に収録されている曲。現在は廃盤となり入手困難。中古で見つけたら即買いレベルの超レアで、BOaT至上最高峰の名盤。

この曲は今までのBOaTには無かった要素で、ハードコア感も少なく、バラードソングでもあり、マイノリティーなロック好きにはおすすめできます。

後半の泣きメロのセンスが抜群で、夏に必ず聴きたくなる、思わず夏だと叫びたくなる、そんな名曲。


01位:フィッシュマンズ 「ナイトクルージング」



フィッシュマンズ(Fishmans)は1987年〜1999年まで活動していたダブバンド。1999年3月15日、ボーカル&ギターの佐藤伸治が死去して活動は休止、事実上の解散となった。

2005年〜不定期にゲストボーカル(UA、クラムボンの原田郁子、忌野清志郎など)を迎えライブを決行している。

アルバム『空中キャンプ』に収録されている「ナイトクルージング」は、フィッシュマンズのすべてが凝縮されており、美しすぎるダブの旋律、浮遊感にヤられます。目を瞑って聴くとまるで空中遊泳をしてるような、そんな錯覚。

残念ながらリアルタイムでは佐藤の歌声を聴くことが出来なかったけど、私にとっての生涯ベストアーティストであり死ぬまで変わることはないでしょう。ロキノン系で殿堂入りレベルの名曲です。


まとめ

以上が、2016年現在私にとってのロキノン系で死ぬほどおすすめの名曲です。

聴くだけで神経がドクドクになるような、血管がしびれてくるような、圧倒的に心躍るそんな音楽。

これ以上もこれ以下もないくらい本気で選びました。かなりマニアック寄りな選曲になりましたが、ロキノン系が好きな音楽通には何曲かは賛同してもらえるかと思います。

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